金融教育のこと

小学生から始めた投資レポートvol.1

訪問いただき、ありがとうございます♪

二児の母をしておりますえみママです!

我が息子、長男くんは、現在8歳で小学校3年生

今年の2月に株式投資を開始しています!開始してからのこの4か月間、投資をきっかけに、長男くんはたくさんのことを学び、たくさんのことを経験し、今では少し逞しくなったな~と親バカながらに感じております。

今回の記事では、長男くんがどのようにして投資を始めることになったのか。また、私と夫が長男くんにどのように関わってきたのかを、振り返っていきたいと思います。

私達夫婦は投資の初心者ですし、金融教育を始めて間もないです。こういった家庭もあるのか~というラフな気持ちでお読みいただけると幸いです♪

長男くんが投資を開始したきっかけ

当時小学校2年生だった長男くん。私達夫婦は、実はまだちゃんと金融教育に取り組んでおりませんでした。お小遣いはどうするか、お手伝いをしたらお小遣いを渡すのか、それとも毎月定額で渡していくのか。

ノープランでした。

えみママ
えみママ
考えがなさすぎてお恥ずかしい。。

ですが、2年生の長男くんには、すでに5万円ほどの貯金があったのです。

夫
え。待って待って。こんなにお金持ってたの?

お小遣いを意識してあげたことは実はあまりなかったのですが、お年玉や、誕生日などのお祝い事の際に、祖父母からいただいたお金を、とても大事に貯めていたのです。

長男くんは、基本的に自宅でのんびりゲームができれば満足しているようで、どうしても欲しいと思った新作ゲームなどは買うこともありますが、そもそも物欲があまりありません。

時々、買うかどうか迷った時は、迷うなら買わないという選択を取っており、逆に欲しいものは迷わず購入する習慣がありました。

また、長男くんには、貯金をする別の目的がありました。

それは、「将来自分の子どもができたときに、好きなものをたくさん買ってあげること

えみママ
えみママ
物欲まみれで散財してきた私から生まれてきたとは思えぬぞ!偉いね~!息子よ!
夫
それはそれで、心配でもあるよね。自分の楽しみにもたまには使って欲しいけれど…。

親としては色々な思いもありますが、長男くんからは、「僕は必要と思ったものは買う。それ以外には、あんまりお金を使いたくないんだ。」

という強い意志があるようにも思いました。

そこで、長男くんの貯金の目的は、20年近くも先のことであったこと、現在も貯金がしっかりあることを踏まえ、私達夫婦は、「投資をさせたらどうだろう」と思いつきました。

当時どのように貯金好きな長男くんに投資をすすめたのか、会話形式で振り返ります。

夫
長男くんさ、今貯めてるお金を使う時って、今よりもっともーっと先のことだよね。「投資」って言ってさ、今貯金しているお金を使って、お金に働いてもらって、今より増やすこともできるんだよ。
長男
長男
え?そうなの?お金が自分で増えていくの?(ピュアなまなざし)
夫
そうだよ。例えば、アメリカに投資したとする。すると、アメリカは一生懸命働いて、稼いだお金を、投資してくれた長男くんに少し分けてくれるんだ。そうやって、時間をかけてどんどん増やしていけるんだよ。
しかも投資をすることは、応援すること・人の役に立つことにも繋がるんだよ。
長男
長男
すごいね!人の役にも立てるのか!僕投資やる!
夫
でもね、投資はそんなに簡単なものじゃないんだ。長男くんには、調子がいい時もあれば、悪い時もあるよね?投資も一緒。ずっとお金が増え続けるとは限らないんだ。むしろ、下がってしまうこともある。いいことばかりじゃないんだよ。
長男
長男
えー…。そうなのか。(がっくし)それじゃあ僕、やりたくないな。大事なお金だもんなー。
夫
だよね。でも、アメリカに投資をするならば、これまでは10年以上の長期間であれば、間違いなく増えてきたんだよ。長男くんは、大人になるまで使わない予定なんだよね?全部のお金を投資するのはよくないけど、まずは少しのお金から、投資してみるのはどうだろう?
長男
長男
そうなんだ。長く待っていれば増えるかもしれないんだね。そしたら、まずは2000円を投資してみようかな。アメリカを応援したいし!

①米国への長期投資であれば資産が増えていく可能性が高いこと。②投資は人の役に立てると思ったこと。をきっかけに、まずは2000円で「全米株式インデックスファンド」への投資を決めた長男くんでした。

えみママ
えみママ
S&P500か全米か全世界か。それぞれの特徴を説明したところ、全米を選んだ長男くんでした。

長男くんの大事な大事な2000円を投資し、間もなくして残高を確認してみると…。

評価額+33円

この結果に、長男くん大喜び!!

長男
長男
えー!すごい!もうこんなに増えたんだー!

投資の良さを知ってくれた。良かった。。。

しかし、この時は知る由もありませんでした。この後どんどん相場が不安定になり、含み損から抜け出せなくなるということを。

投資してから早速立ちはだかる壁

初めての含み益でルンルン♪だった長男くん。数日後に、また評価額を確認してきました。確認してみると…。

評価額-47円

この結果に、長男くんは言葉を失い大号泣してしまいました。

これまでここぞの時のためにとっておいた、大事な大事なお金。減ってしまったことが、よっぽど悔しかったのでしょう。

夫
投資は、こうやって減ってしまうリスクもあるんだよ。でも、大丈夫。長く持ち続ければ、きっと増えていくんだから。
長男
長男
でも、僕は悔しかったんだよ。
えみママ
えみママ
そしたらさ、こうしよう。①減った分は、ママとパパが保証する。②長男くんがお手伝いをして、減った分を稼ぐ。どちらでもいいよ。やりたい方を選んで。
長男
長男
どっちも嫌だ。
長男
長男
僕が決めたことなんだから、増えるのを待つよ。

長男くんは、初めての含み損を受け止め、前に進んでいるように感じました。

8歳には投資は早かったかな、悪いことをしたかな、そう思う時もありました。しかし、最後の一言を聞いて、長男くんの強さにかけてみよう!そう思えるほど、逞しくなっていたと気づきました。

投資家としての長男くんの運命はいかに…つづく。

まとめ

今回長男くんへ投資について教えるにあたり、どのような点に注意してきたか振り返ります。

1.①米国の長期投資であれば、資産は増えている可能性が高いこと②投資は企業を応援すること・人の役に立つことにも繋がることを説明したことで、やってみようという気持ちができた。
2.投資開始後に株価の下落が続き、辛い場面が続いているが、株価下落のリスクも伝えていたことで、そのまま持ち続けようと考えられるようになった。(最初は泣いてしまいましたが…。)

お読み下さりありがとうございました!

次回「長男くん、投資家として初めてのあることに挑戦!」の記事です。→「小学生から始めた投資レポートvol.2

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えみママ 30代 2児の母   子どもの発達障害が発覚したことを機に、金融教育を実践中。発達障害の子どもとの関りや投資についても発信していきます!